山陰紀行ー倉吉3






ふるカフェ系?

f0374885_20202079.jpg

古民家ではないけれど “ふるカフェ系” に入れてみたい白壁土蔵カフェ。

旧国立第三銀行であった重厚な建物が、今ではレストラン&カフェに生まれ変わっている。
建てられたのは1908年(明治41年)、屋根は黒瓦、外壁、軒裏は漆喰、腰は石張り、窓には
鉄格子がはめられている。建てられた当時の建物が外観も内部もほぼ原型のまま残っているという
国指定登録有形文化財










f0374885_20204969.jpg










f0374885_20211213.jpg

先の地震で建物がダメージを受け修復工事中とか








「 八橋往来 」六題

f0374885_20214367.jpg

八橋往来(やばせおうらい)は、伯耆国の中心であった倉吉と八橋(琴浦町)
を結ぶ奈良時代からの街道。
その昔、伊能忠敬もこの街道を歩いて測量を行った
とのこと。街道沿いには石州瓦の赤屋根に白壁土蔵群、酒・醤油の醸造元、
レトロな京格子窓風の商家群が見られ興味深い










f0374885_20220148.jpg










f0374885_20222676.jpg











f0374885_20232698.jpg









f0374885_20240084.jpg










f0374885_20242056.jpg









倉吉淀屋
f0374885_20245261.jpg

淀屋(よどや)とは、江戸時代大坂で繁栄を極めた豪商である。全国の米相場の基準となる
米市を設立し、大坂が「天下の台所」と呼ばれる商都へ発展する事に大きく寄与した。米市以外にも
様々な事業を手掛け莫大な財産を築くが、その財力が武家社会にも影響する事となった事により、
幕府より闕所(財産没収)処分にされた。しかし、闕所処分に先立ち伯耆国久米郡倉吉の地に暖簾分けした
店を開き、後の世代に再び元の大坂の地で再興した。幕末になり討幕運動に身を投じ、
殆どの財産を自ら朝廷に献上して幕を閉じた…ウィキペデアより引用








倉吉淀屋

f0374885_20250901.jpg

建物内部は無料で見学でき、その際にはボランティアの方が案内をしてくれる。
建物は1760年(宝暦10年)の建築。倉吉で最も古い町屋建築とのこと。
平成19年~20年に復元修理された。以前は三軒長屋(?)として利用されていた








f0374885_20252744.jpg
通りがかりに見かけた屋根付き白壁の見事な塀







[PR]
by kame-fukusima | 2017-02-18 08:56 | 山陰紀行

山陰紀行ー倉吉2







格子窓の商家群

f0374885_21321883.jpg








f0374885_21324083.jpg









f0374885_21331841.jpg








f0374885_21334730.jpg
最近のレンズでは見ることが少なくなった、タル型歪曲収差である…






f0374885_21344647.jpg








f0374885_21352332.jpg
お酒の醸造所である。狸の置物が店を守っているかのよう






ちょっとレトロな商家群

f0374885_21355014.jpg








f0374885_21361184.jpg







f0374885_21370081.jpg








f0374885_21372276.jpg






民家群三題

f0374885_21374637.jpg








f0374885_21380752.jpg








f0374885_21383500.jpg
リニューアル中の民家。こういう家に住んでみたい。
お話を聞いたところ、最近韓国の団体客が多いとのこと。
「レトロな町並」に関心があるのだろうか







f0374885_21385861.jpg
妙に気になる…








[PR]
by kame-fukusima | 2017-02-17 08:51 | 山陰紀行

山陰紀行ー倉吉1







白壁土蔵群

f0374885_18180738.jpg

玉川に幾つもの石橋が掛かっている。こちら側は通用口である








f0374885_18185669.jpg

白い壁は漆喰、腰は焼いた杉板である





醤油醸造所
f0374885_18193690.jpg

白壁土蔵群の表がこちらの通りである。
古くからの建物が、普段の生活で利用されている。
醤油醸造元やお酒の醸造元などが軒を連ねている










f0374885_18195615.jpg






お酒の醸造元
f0374885_18210910.jpg







f0374885_18213097.jpg







f0374885_18215471.jpg






石州瓦の屋根に格子窓
f0374885_18255695.jpg

格子窓は京都で見かけるものによく似ている。
石州瓦は凍結に強く、北陸から山陰にかけよく見かける。
近年、地方によっては黒瓦のものも見かけるようになった






f0374885_18261853.jpg

京都西陣の織屋さんでは、と見紛うばかりの格子窓








f0374885_18263904.jpg



撮影年は2016年2月(今年の積雪は記録に残るような積雪量と思われる)






[PR]
by kame-fukusima | 2017-02-15 20:01 | 山陰紀行



嘉祥二年(849)、慈覚大師(じかくたいし)によって伽藍(がらん)が建立され、
阿弥陀・釈迦・大日の三尊を安置したので三佛寺といわれるようになったという。
ただし、慈覚大師の来山は史実には明らかではない。源頼朝、足利義満ともに同寺を
尊崇し、盛時は38寺49院を数えたというが、 兵火によりその多くを焼失した。
…ホームページより引用



本堂
f0374885_10244531.jpg

江戸時代後期、天保10年(1839年)の再建。県文化財に指定されている。
 平成19年に解体修理を行っている。修理前は屋根からの雨漏りがひどい状態の上、
本堂下部には伏流水による空洞ができており建物は傾いていたという




宝形造りの本堂

f0374885_10251423.jpg








本堂裏手

f0374885_10253736.jpg

あと10年も経てば、古色がつき良い雰囲気になるだろう








垣間見える文殊堂

f0374885_10260503.jpg

本堂から先へは進めないので遠く仰ぎ見る。
参道奥には国宝投入堂をはじめ多くの重要文化財の建造物がある。
残念ながら、昨年の地震の影響により参拝できない





狛犬

f0374885_10270699.jpg

見応えのある狛犬であった





いわくありげな大岩

f0374885_10273262.jpg

通常、冬季期間はここまでしか進めない

現在、鳥取県中部地震の影響により事故防止のため奥院投入堂までの参拝登山はできません。
ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。再開時期は未定です
…ホームページより引用






本堂前の杉三題

f0374885_10275777.jpg







f0374885_10284893.jpg







f0374885_10291115.jpg

本堂前に佇んでいると日が射してきた。その変化を楽しむ








仰ぎ見る奥院投入堂(投入堂遥拝所より)

f0374885_10300577.jpg


役行者が三徳山を訪れた時、その山のふもとでお堂をつくりました。
役行者は法力でお堂を手のひらに乗るほどに小さくし、大きな掛け声と共に
断崖絶壁にある岩窟に投入れたと言われています。
このことから「投入堂」と呼ばれるようになりました。
…ホームページより引用

分りにくいが写真上部崖下に投入堂がある。
14年前のコンパクトカメラではこれが限界(とカメラに責任転嫁)。
いまだに現役、世界最小デジタルカメラ(発売時)。胸ポケットに入り、
ファインダーも付いてるし、矢立代わりに旅のお供はいつもこれ→optio s
この機種三台持っているけど、最初に購入したものが一番写りが良い。
個体差ありすぎるなぁ…







参道入口バス停

f0374885_10302910.jpg


参拝を終え、食事の出来るところを探したところ、バス通りに二軒の食事のできる店
を見つけたがなんと冬季は営業していなかった。空腹を抱え寒さに震えていた時、
参道を上がってすぐの所に谷川天狗堂という店があったことを思い出した。
店の前には新雪が積もったままであったし、お休みかもしれないとは思ったが
藁にもすがる思いで再び参道を登ってみた。戸口で店内を覗いたところ
店の主人と目が合い、中に入り営業していることを知り一安心。

ストーブがあり身体を温めることができほっと一息。
お薦めの山菜天ぷらうどんを注文し待つこと30分近く、山盛りの山菜の
天ぷらにちょっとビックリ。出汁もよく利いて味が良いのに感動する。
聞けば積雪期にはほとんど参拝者は来ないとのこと(今日は数名いたなぁ)。
例年この時期の積雪は60㎝は越えるとのこと(今年は軽く1m以上ありそう)。

壁に『のだめ』のテレビドラマで指揮者の役をしていたタレントの写真を
見つけたので、ここに来たのかと尋ねたところ、そうだという。前年来たそうである。
あのドラマは好きで好きで幾度見たことか。“のだめ”の弾くピアノの音が実に良かった。
原作の漫画も全巻買って読んだな、と思いながらつゆも残さず完食。

店の主人に礼を述べ、再び参道入口バス停からバスに乗り、いざ倉吉へ…









[PR]
by kame-fukusima | 2017-02-12 08:56 | 山陰紀行



三徳山三佛寺

三徳山三佛寺は天台宗修験道三徳山法流の寺である。
 鳥取県のほぼ中央、中国山脈の脊梁部北側に位置し、周囲は高い山々に囲まれ
変化に富んだ渓谷美を見せる。断崖絶壁や大岩窟が入り乱れ四季折々の美しい
景観を呈し、一帯は史跡名勝に指定されている…(ホームページより引用)



三徳山参道入口

f0374885_18284041.jpg








三徳山参道入口

f0374885_18291438.jpg

午前十時頃参道入口に到着する。すでに数名の参拝者らしき人の足跡あり






皆成院前の参道

f0374885_18294039.jpg

積雪はあるが沢の水を傾斜を利用して流しているので、歩行に困難は無い







輪光院山門

f0374885_18300735.jpg

境内から撮影したもの。こちら側の方が山間の寺院の雰囲気がある









輪光院庭園

f0374885_18302935.jpg









輪光院十二支の地蔵

f0374885_18305176.jpg

いわれは分らぬが十二体それぞれのポーズが異なる







f0374885_18311402.jpg









宝物殿前の石仏三題

f0374885_18314090.jpg

時代はありそうだが由来は分らず。苔むし、風化が進んでいる







f0374885_18320625.jpg








f0374885_18323275.jpg

顔立ちに特徴のある石仏群である







本堂

f0374885_18330324.jpg









三佛寺

f0374885_18333141.jpg



昨年の二月、年度末の迫る中三日間の休暇をとり三徳山三佛寺、倉吉、そして三朝温泉への二泊三日の旅に出た。
三徳山三佛寺は一度は来たかったところである。天下に名の轟くあの投入堂のあるところなのだから。
土門拳さんをはじめ、著名人がここを訪れている。年齢を重ねると投入堂までの道は険しくきついようである。土門さん
は不自由な身体でもあったので、数人の手助けを借りて投入堂へ登ったと本で読んだことがある。

冬季は本堂までしか参拝は許されていない。そして昨年の地震の影響で当分の間、投入堂へ通じる参道は通行禁止
の措置が取られている。
地震からの復興を願わずにはいられない




[PR]
by kame-fukusima | 2017-02-10 08:56 | 山陰紀行