<   2017年 03月 ( 29 )   > この月の画像一覧

金沢-大聖寺紀行11






主計街(かずえまち)

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この木は、梢の下で繰り広げられる幾多の人間ドラマを目にしたことであろう。

今ではこのような雰囲気は残っていないと思う。五年後に再訪したときは、付近には先般 “ふるカフェ系” で紹介された喫茶店ができていた。
年配の店のご主人は、二階に通じる階段を上がったり降りたり忙しそうであった(膝は大丈夫だろうか)。
二階のお座敷の浅野川に面した席がお薦め









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主計街には翳りがある(あくまで主観ですよ)。
夜中に辻々を巡ってみたいものだ。
ドラマが生まれる予感…









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この階段があることにより小説が一本書ける…

誰が名付けた 「暗がり坂」









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主計街東詰め









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浅野川を挟んで主計街を望む



撮影:2010.7
camera:canon ixy digital l


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by kame-fukusima | 2017-03-31 08:17 | 金沢

金沢-大聖寺紀行10






    ちゃやがい
ひがし茶屋街

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ひがし茶屋街では “懐華楼“ と “志摩“ の二軒のお茶屋さんが内部を公開している。そのうちの一軒 “志摩” さんの前から町並みを撮影
        







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日曜日であったがこの日は通りを歩く観光客は少なめ。現在では北陸新幹線が金沢まで開通したので大混雑のことと思う









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風格漂うお茶屋さんの建物は歴史の重みを感じさせる









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よく似たお茶屋さんの建物が整然と軒を並べている








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京都あたりの格子と比べるとその細さが際立っている。
犬矢来の代わりに、格子戸の基礎にあたる部分にハカマ(?)を設えている。雪や雨から建物を守るための工夫に見える








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外光を取り入れるため、ガラスをはめ込んだ雨戸のように見える。雪国ならではの工夫のようだ。
夏には、室内は夏向きのしつらえとなり、各部屋の襖や障子戸を簾戸(すど)に入れ替えるので、風情が感じられるという








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軒や庇はさほど建物から飛び出してはいない。雪や雨を防ぐというよりは外光を取り入れることに重きを置いているようだ








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通りの東外れより茶屋街を撮影。見事なほど整然とした町並みで、清潔感を感じ見ていて気持ちがよい









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裏通りに入ると紅殻格子の家が出迎えてくれる。割と新しい家のようで紅殻色が目に眩しい。
金沢では、お客様を “色”(勘違いしないこと)でもてなすという。紅殻色・群青色の壁、あるいは九谷焼きに見られるような「五彩」とよばれる、赤・黄・緑・紫・紺青の5色を使う派手な色合いの器で “おもてなし” をするようである。わけても陶芸家・三代目徳田八十吉氏(人間国宝)の眩いばかりの群青色は独特なものだ。それが金沢では人気があるという。“あこがれの色“ というものは、風土によるものがあるのだろうか…









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        二階の“雨戸”も外光を沢山取り入れるように作られているようだ









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茶屋街の外れで見かけた住宅。ひょっとしたらお茶屋さんか。
北陸をはじめ日本海側の住宅では、周囲の壁面に、横板を張りめぐらしたものをよく見かける。この造りは風雪や塩害に強いのだろうか。とりわけ海に面した漁師さんの住宅に顕著に見られる(私にはそう見える)。屋根瓦を見ても黒瓦・赤瓦とあるが石州瓦が石川県から山口県にかけては使われているような気がしてならない。調べてみよう…

次回は二つ目の茶屋街・主計街(かずえまち)を投稿します


撮影:2010.7
camera:canon ixy digital l









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by kame-fukusima | 2017-03-30 10:06 | 金沢

金沢-大聖寺紀行9








ひがし茶屋街(ちゃやがい)

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ひがし茶屋街は金沢市に三つある茶屋街のうち一番規模が大きい。平成13年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、格子戸、石畳の町並みが美しいところである。見学できるお茶屋さんも二軒あるので、時間に余裕があり混雑をものともしない方にはお薦め。cafeや
土産物店もあるので退屈しないと思う。京都あたりの花街と比べると規模は小さめだが、裏通りまですっきりとして綺麗な街である





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by kame-fukusima | 2017-03-29 10:05 | 金沢

金沢-大聖寺紀行8







長町武家屋敷跡

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長町武家屋敷跡

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長町界隈は、金沢市の伝統環境保存区域および景観地区に指定されている。土塀などの修繕には毎年市費の援助がなされているという。
土塀や石畳が綺麗に管理されていてモダンな “武家屋敷跡“ という印象。積雪期には土塀を雪から守るため “こも掛け” が行われる










長町武家屋敷跡・大野床用水

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長町の中心部を流れる大野庄用水は灌漑、物資運搬、防火、防御、融雪などの多目的用水だが、金沢城築城に大きな役割を果たしたといわれる。犀川桜橋の上流右岸地点で取水している。長町武家屋敷周辺では土塀沿いを流れ、その流れは今でも屋敷内庭園の曲水に利用されている。この界隈は、繁華街に近く古いものと新しいものが混在している。
金沢市には用水路が数多くあり、その総延長は150kmにもなるという。日本一の美しい多目的用水路を持っていることは金沢市の誇りでもある









長町武家屋敷跡

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和菓子店の屋根の上で瓦拭き職人が作業をしていたのでパチリ。
この界隈はぽつりぽつりと見所や土産店もあり散策するには良いところである。地図を持たずに気の向くまま歩いていると、あらぬ方向に向かっていることがあるので注意が必要である(汗)。
一日目は金沢城公園、兼六園、石川県立美術館、長町武家屋敷跡と駆け足で廻ってきたので大変疲れた。近くの居酒屋で夕食を済ませ香林坊にあるホテルに宿泊。
明日はひがし茶屋街あたりを探索しよう…

ろくに下調べをせずにこの時の小旅行を思い立ったので、“長町武家屋敷跡” 野村家を見学せずに終えたことは残念であった

撮影:2010.7
camera:canon ixy digital l






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by kame-fukusima | 2017-03-28 06:16 | 金沢

金沢-大聖寺紀行7






兼六園-苔五題

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桂坂口より入園すると青々とした苔庭が出現する。苔好きな私としてはただ通り過ぎるわけにはいかない。
他の入園者は苔には目もくれず、ことじ灯籠のある霞ヶ池の方向へ向かって行く…










辰巳用水
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辰巳用水は金沢城の防火用水を確保するためなどに設置した用水で、後に兼六園の曲水として用いられることになった。用水の取り入れは、金沢の南を流れる犀川の上流で、兼六園から約10km離れた上辰巳町にあるという。“ブラタモリ“ で詳細に紹介されていたことを覚えている方も居られるだろう。今も昔も変わらず園内に水を運んで、渓流や滝、池泉など美しい庭景を保っている。

写真は “花見橋“ から撮影。橋から見る花の眺めがすばらしいことからこの名前がついたという。花の季節になると、緩やかに流れる曲水に沿って、桜、カキツバタ、サツキ、ツツジなどが咲き誇る。この用水が霞ヶ池に流れ込む










辰巳用水
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この時から五年後に再び兼六園を訪れ、真弓坂口周辺、蓮池門旧址、瓢池、そして成巽閣(せいそんかく)等などを見学し、大いに楽しんだものである。
ところが…その時撮影した沢山のデータが見当たらない。パソコン内を幾度探しても見当たらないので、恐らくはSDカードをデータ移行を終えたものと思いフォーマットしたのではないかと思う。

“成巽閣“ は前田家の奥方たちが住んだところである。豪華な「謁見の間」や花々を描いたふすま絵、二階に設えた「群青の間」はコバルト色の色鮮やかな壁が今でも作られた当時と同じく精彩を放っている。この色壁は金沢でしか見られないのではないだろうか。また、ガラス好きには堪らなく魅力的なオランダ渡りのギヤマンなども展示されており、見所が幾つもある建物である。時間に余裕があれば是非見ておきたいものだ

次回は武家屋敷跡を投稿します





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by kame-fukusima | 2017-03-27 06:01 | 金沢

金沢-大聖寺紀行6





兼六園

青 鷺 氏 の 散 歩

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金沢城公園を散策後、桂坂口より兼六園に入る。霞ヶ池に向かって歩いていると突如アオサギが舞い降りた。
後を追ってみた…












徽軫灯籠(ことじとうろう)

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ことじ灯籠の前でポーズを決めてくれたのがニクイ。カメラマンが一斉にシャッターを切る










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2015年に兼六園を訪れたときもアオサギを見かけた。この場所が餌場になっているようである












内 橋 亭

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霞ヶ池は兼六園のほぼ中心部に位置する。園内で最も大きな池で深さは最も深いところで1.5mあるという。栄螺山、内橋亭、徽軫灯籠、
虹橋、唐崎松、蓬莱島などの名勝がこの霞ヶ池の周辺に配され、廻遊しながら四季折々の庭景を楽しめる

撮影:2010.7
camera:canon ixy digital l










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by kame-fukusima | 2017-03-26 07:03 | 金沢

金沢-大聖寺紀行5





金沢城本丸園地

ウバユリ

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金沢城公園の植物は500種を越え、かつて金沢大学が置かれた50年間に200数種も増えたと言う。
ウバユリは、白っぽいユリの花が一本の茎から四方に咲き乱れ文字通り野趣あふれる。夏に咲く。
ウバユリの名の由来は、花が咲く時分には葉(歯)が朽ちて落ちるからと言う。西日本では線路際
などの雑草が繁茂したところで見かける








エノキ
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        樹齢200年(たぶん)は越えるかと思わせ、あたりを威圧するような感があった









兼六園遠景
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丑寅櫓跡より兼六園を望む








金沢市街遠景
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辰巳櫓跡より本多町方面を望む


明日からは “兼六園“ を投稿します


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by kame-fukusima | 2017-03-25 09:17 | 金沢

金沢-大聖寺紀行4






兼六園に面した小さな門
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鶴丸倉庫南面
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鶴丸倉庫全景
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幕末の1848年に竣工した武具土蔵で、石川門・三十間長屋と同様に重要文化財に指定されている








三十間長屋
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宝暦の大火(1759年)の後、長く再建されず、安政五年(1858年)に再建された長屋。
本来は食器類を納めた倉庫であったが、江戸時代後期には武器・弾薬を納めたと言われている。
昭和三十二年(1957年)国の重要文化財に指定された








                             三十間長屋
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幅3間、長さ36.5間余の2階建の土蔵で、屋根は南面入母屋造り、鉛瓦葺、白壁の腰に海鼠瓦を貼って石垣の上に建つのは、石川門と同様であり、二階の腰にも鉛瓦葺の庇を付けている。


金沢城公園の建造物・園地を探索するには優に半日以上は掛かると思われる。建物と石垣の観賞、園地に繁茂する多くの植物の探索と上げれば切りが無い。時間に余裕があれば玉泉院丸庭園を見るべきと思う。玉泉院丸庭園は、廃藩時まで金沢城内玉泉院丸に存在していた庭園である。饗応の場として活用された兼六園に比べ、藩主の内庭としての性格が強い庭園だったと言われている。
この時は疲れが出て、遠目に見るだけで回遊は適わなかった。次の機会に残しておこう…






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by kame-fukusima | 2017-03-24 21:03 | 金沢

金沢-大聖寺紀行3





金沢城公園の石垣 六題

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刻印は石材確保を割当てられた家臣たちの符号のようである









亀甲石

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金沢城ほど多種多様の石垣が存在する城は他に例が無いようである。度重なる火災や地震による修繕が繰り返されたことがその理由という。
訪れた時期が七月ということもあり、石垣の隙間には雑草がはびこりまさに強者どもの夢の跡の感があった











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by kame-fukusima | 2017-03-23 18:12 | 金沢

金沢-大聖寺紀行2










石川門

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石川門はかつては裏門であったようである









石川門

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       江戸時代のまま現存しており国の重要文化財に指定(1950年)されている










石川門

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屋根瓦は鉛で出来ており、戦の際には溶かして銃弾を作ることが出来るよう工夫されていたようである。
一説には壮麗に見せるためとも言われている










橋爪門-橋爪門続櫓

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橋爪門続櫓-五十間長屋-菱櫓

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本丸園地より橋爪門続櫓方面を望む(左から橋爪門続櫓・五十間長屋・菱櫓)。数度の火災により焼失後、平成13年に復元された


金沢駅に到着後真っ直ぐに向かったところは金沢城公園である。広い園内には建造物や自然に近い園地が点在し、見所がいくつもあった。
だがこの後兼六園と美術館に行く予定もあるのでじっくり見て回るわけにもいかなかった。
五十間長屋は橋詰門続櫓と菱櫓を結ぶ多門櫓。武器等を保管する倉庫として使用されていたのに加え、非常時には城壁の役目も兼ね備えて
いたという。五十間長屋は公開しているがこの時はパス

撮影:2010.7
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by kame-fukusima | 2017-03-22 20:51 | 金沢