焼岳三態



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大正池越しに焼岳を望む。紅葉の時期に訪れて、優しげな風貌の焼岳に挨拶を交わし話しかけるも良し、
田代橋を渡り、少し足を伸ばし焼岳の懐に抱かれ日がな一日梓川や霞沢岳、穂高を眺めるも良し。
見かけの荒々しさに反し、私には優しい一面をみせてくれる山である。

今はおとなしくしているが、活火山であるから用心しなければならない。中腹に休憩によい所
があり、岩の隙間から水蒸気が吹き出している様子が見られる。火砕流が駆け抜けた深い溝を
覗き見ると明治・大正時代の大噴火をうかがい知ることができる。峠には山小屋があり宿泊もできる。

使用したフイルムはコダクロームと思う。カメラはニュー・マミヤシックス









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川の名は梓川。弓の材である梓の産地ということがこの名の由来のようだ。梓は百木の長(王)
ということだがどの木を指すかは諸説ある。キササギともミズメとも言われている。
ちなみに皇太子の“お印”はキササギである。
梓川は、下流では千曲川と名を代える。

冬枯れの樹木越しに焼岳を望んだものである。梓川を吹き抜ける穂高下ろしの風が身を切る
ように冷たい。清々しい眺めであった。
上流には河童橋がある。その付近を撮影したフイルムが見当たらないのでそこまではたどり
着けなかったのかも知れない









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by kame-fukusima | 2017-01-30 08:56 | 山と渓